スポンサーサイト

  • 2019.10.20 Sunday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    「南京事件」を調査せよ

    • 2019.10.16 Wednesday
    • 02:02

    「南京事件」を調査せよ

    清水潔(著)

    文藝春秋(刊)

     

    「文庫X」こと『殺人犯はそこにいる』に続き、2作目の清水さんの本。

    緻密で丁寧な調査報道は、歴史的事象でも変わらない。

    その探求心と、真実や視聴者への誠実さは本当に尊敬に値する。同じことしろと言われたら、まるで無理だけどww

    四章の「兵士たちの遺言」と五章の「旅順へ」は、『いだてん』の「懐かしの満州」の回を見た後だったので、それより前の回で見た新聞社への言論統制や、満州でのソ連対日参戦による日本人虐殺のシーンが、リアリティを持って感じられた。

    「懐かしの満州」の中で志ん生(若)のナレーションで、満州での日本人虐殺を「アメリカが、そして日本がさんざんやってきたことだった」と言っていたが、このナレーションがこの本の全てを物語っているように感じてしまった。

    色んな国が虐殺を行っていたし、日本も行っていた。そしてそういったことが起こってしまうのが戦争なんだと。

    だからこそ、戦争は起こしてはいけないんだ。

    被害者は忘れない。被害者の記憶だけでも、充分に戦争の悲惨さは語れるだろう。でも、加害者としての記憶も残さないといけない。戦争というものが起こると、こんなことを起こしてしまうかもしれない、そんな非情な加害者に、誰もがなる可能性が戦争の中にはあるのだと。

    広島の原爆ドームに足を運ぶアメリカ人の姿をテレビの向こうに思い出しながら、日本人も「加害者日本」の存在を認め、しっかり語り継ぐ必要があるのではないかと、強く感じた。

    スポンサーサイト

    • 2019.10.20 Sunday
    • 02:02
    • 0
      • -
      • -
      • -
      コメント
      コメントする








          

      PR

      calendar

      S M T W T F S
            1
      2345678
      9101112131415
      16171819202122
      23242526272829
      << February 2020 >>

      本家

      私の運営するサイト。※オタク臭全開です。 分龍雨

      分家

      アニオタ要素を抜いた(自称)、趣味サイト。 不知火浮かぶ海

      selected entries

      categories

      archives

      recommend

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM